経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)について-2 ここでは、一般的なパルスオキシメーターの「透過光型」ではなく、「反射光型」のSpO2センサモジュールを利用して、実際に経皮的動脈血酸素飽和度を計測してみます。 センサモジュールは様々な種類がありますが、実験では「赤外光と赤色光のLED」と「それらを受光するセンサ」が一つのモジュールに組み込まれ、センサ出力処理用プロセッサも同じ基板に載っているものを利用します。 (今回は、上図の、赤い基板のモジュールを使いました) 基板上のプロセッサは、センサ出力を取り込み、脈拍数、SpO2、センサ信頼性、指の検出状況等のデータも出力できるようになっています。 上図の赤い基板の真ん中、窓が2つ付いているのが、センサモジュール、その左の四角いパーツが、プロセッサです。 今回実験を行ったボード類です。 Arduino uno というマイコンボード(左上の青い基板)を利用し、処理された脈拍数、SpO2 を、真ん中あたりに置いた液晶に表示します。 脈拍同期音はブザーで鳴らします。(黒く丸い部品) わかりやすくするために、検出したSpO2 計測値が1%変わる毎に音程を 変えるようにしてあります。 センサに指をかざすと赤色光が光り、計測が始まります。 健常者のSpO2は、99%〜96%程度 とされています。 変化を見るために、「鼻つまみ・口閉じ・息止め」をしてみました。 (それでもせいぜい95%程度まで下げるのが精一杯です) 動画開始から約1分でSpO2値が下がり始め、その後、深呼吸を行い99%まで戻ります。 投稿ナビゲーション 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)について-1簡単なマンマシンインタフェースの実験 1